けん・す【兼す】
[動サ変]《「けんず」とも》兼ねる。兼任する。「右衛門督を—・して、検非違使の別当になり給ふ」〈平家・二〉
けん‐すい【建水】
茶道具の一。点茶の際、茶碗をすすいだ湯水を捨てる広口の容器。水こぼし。
けん‐すい【硯水】
1 硯(すずり)の水。 2 ⇒間水(けんずい)
けん‐すい【懸垂】
[名](スル) 1 まっすぐに垂れ下がること。また、垂れ下げること。「—幕」 2 鉄棒・吊り輪などに両手でぶら下がり、腕を屈伸させてからだを上げ下げする運動。 3 「懸垂下降」の略。「岩壁を—で...
けんすい‐かこう【懸垂下降】
登山用語。ロープを使って、岩壁や氷壁を下ること。アプザイレン。
けんすい‐きょくせん【懸垂曲線】
⇒懸垂線
けんすいしき‐てつどう【懸垂式鉄道】
モノレールで、空中に架設したレールから車体をつり下げて運転する方式の鉄道。→跨座(こざ)式鉄道
けんすい‐せん【懸垂線】
密度の一様な綱を、同じ高さの二点間に緩く渡したとき、この綱のつくる曲線。懸垂曲線。カテナリー。
けんすい‐ひょうが【懸垂氷河】
岸壁や急斜面にへばりつくように形成される氷河。崩落しやすく、氷雪崩(こおりなだれ)の原因となることがある。
けんすい‐まく【懸垂幕】
広告や標語などを印刷して、建造物などの高い所から下げる細長い布。垂れ幕。→横断幕