けん‐ぴ【犬皮】
犬の皮。安物の三味線の胴に張った。「皮の性(しゃう)が悪いから、—の三味線になってな」〈滑・浮世床・二〉
けん‐ぴ【建碑】
[名](スル)石碑をたてること。
けん‐ぴ【県費】
県の費用。「—で出張する」
けん‐ぴ【拳匪】
義和団(ぎわだん)の異称。拳法を修得することを名目としていたところからいう。
けん‐ぴ【権扉】
仏が仮に姿を現すとされる、権現堂の扉(とびら)。ごんぴ。「八幡大菩薩は…三身の金容を顕(あらは)し、三所の—を押し開き給へり」〈平家・七〉
けん‐ぴ【賢否】
賢いことと賢くないこと。賢愚。
けん‐ぴ【顕否】
世の中に出て認められることと、落ちぶれること。出世と零落。栄枯。