けん‐ろ【涓露】
露ほどの水。ほんの少しの水。「巨海(こかい)の—を納(い)るるに喩(たと)ふ」〈和漢朗詠・下〉
けん‐ろ【険路/嶮路】
けわしい道。「—を進む」
けん‐ろ【賢路】
賢者が進む道。賢者の昇進する道。
けん‐ろ【顕露】
[名](スル)はっきりあらわれること。露顕。「その—すると、隠蔵するとを論ぜず」〈中村訳・西国立志編〉
けん‐ろう【倦労】
[名](スル)物事にあきて疲れること。疲れていやになること。「毫も人をして—せしめず」〈村田文夫・西洋聞見録〉
けん‐ろう【堅牢】
[名・形動]物がしっかりと、壊れにくくできていること。また、そのさま。「—なつくり」「—無比」 [派生]けんろうさ[名] [名]「堅牢地神」の略。
けん‐ろう【嶮浪】
勢いのはげしい大波。
けん‐ろう【賢郎】
他人を敬って、その息子をいう語。賢息。令息。
けんろう‐き【検漏器】
電気回路の漏電を調べたり、漏電の際に警報を発したりする装置。
けんろう‐じしん【堅牢地神】
大地をつかさどる神。万物を支えて堅牢であるところからいう。地天(じてん)。「喚(をめ)き叫ぶ声梵天までも聞え、—も驚くらんとぞ覚えける」〈平家・一〉