けんけん‐ひきゅう【蹇蹇匪躬】
《「易経」蹇卦の「王臣蹇蹇、躬(み)の故に匪(あら)ず」から》君主に忠誠を尽くすこと。
けんけん‐ふくよう【拳拳服膺】
[名](スル)《「礼記」中庸から。「服膺」は胸につけて離さない意》心に銘記し、常に忘れないでいること。「父親のその遺言を—し」〈梅崎・砂時計〉
涓涓(けんけん)塞(ふさ)がざれば終(つい)に江河(こうが)となる
《「孔子家語(こうしけご)」観周から》細い流れもせき止めなければ、やがては黄河や揚子江のような大河となる。
けんけんろく【蹇蹇録】
外交記録。陸奥宗光著。明治28年(1895)成立。昭和4年(1929)刊。朝鮮半島南部で起こった甲午(こうご)農民戦争から日清戦争・下関条約・三国干渉に至るまでを、外相であった著者の立場から記述...
けん‐げ【見解】
ものの見方や考え方。また、真理を見きわめる力。洞察力。「世俗の—には堕ちぬ心の明鏡に照らして彼れ此れ共に愛し」〈露伴・五重塔〉
けん‐げき【剣戟】
1 つるぎとほこ。刀などの武器のこと。「—を振るう」 2 刀剣による戦い。
けん‐げき【剣劇】
刀で切り合う場面を見せ場とする演劇や映画。ちゃんばら劇。「女(おんな)—」
けん‐げん【建言】
[名](スル)政府・上役などに対して意見を申し立てること。また、その意見。「合理化案を—する」
けんげん【乾元】
鎌倉後期、後二条天皇の時の年号。1302年11月21日〜1303年8月5日。
けん‐げん【献言】
[名](スル)主君や目上の人に意見を申し上げること。また、その意見。