げんげ【紫雲英/翹揺】
レンゲソウの別名。《季 春》「とぶ鮒を—の中に押へけり/秋桜子」
げん‐げ【現化】
神仏が姿を変えてこの世に現れること。げんか。
げん‐げ【玄華】
スズキ目ゲンゲ科の海水魚の総称。体は細長く側扁する。寒海に分布し、日本近海でみられるアゴゲンゲ、カンテンゲンゲ、ノロゲンゲなどは食用。
げん‐げつ【幻月】
月の両側に1個ずつ、別に月があるように見えるもの。空中の氷晶により光が屈折してできる暈(かさ)の一種。《季 秋》
げん‐げつ【弦月】
上弦または下弦の月。弓張り月。《季 秋》
げん‐げつ【限月】
先物(さきもの)取引の受け渡し期限。
げん‐げつ【玄月】
陰暦9月の異称。《季 秋》
げん‐げん【元元】
1 根本。根元。 2 人民。万民。「数千年来、—玆(ここ)に殖す、乃ち名(なづ)けて日本の人という歟(か)」〈雪嶺・真善美日本人〉
げん‐げん【玄玄】
[名・形動タリ]奥深いこと。はなはだ深遠なこと。また、そのさま。「妙の一字は不可得不可思儀の間に出でて、—のうちにあるなり」〈ひとりね・上〉
げん‐げん【言言】
一つ一つの言葉。一語一語。