ゲージ【gauge】
1 長さ・重量などの物理量を測定する器具の総称。 2 鉄道軌条の内側の幅。軌間。 3 編み物で、一定寸法中の編み目の数。 4 電磁気学で、電磁ポテンシャルの価のとり方。電磁場を記述する方程式の中...
ゲージ‐あつ【ゲージ圧】
大気圧を零とした圧力計に表示される圧力。大気圧との差によって表す圧力。真空を零とする絶対圧に対していう。ゲージ圧力。
ゲージ‐ガラス
《(和)gauge+glas(オランダ)》内部の液面の高さを外部に示す目盛りつきのガラス管。ゲージグラス。
ゲージ‐グラス【gauge glass】
⇒ゲージガラス
ゲージ‐ふへんせい【ゲージ不変性】
基本となる方程式の形式がゲージ変換に対して不変であること。電磁気学ではベクトルポテンシャルとスカラポテンシャルとのゲージ変換に対する電場・磁場の方程式の不変性、場の量子論では演算子のゲージ変換に...
ゲージ‐へんかん【ゲージ変換】
電磁気学では、電磁ポテンシャルの値のとり方を変えること。量子電磁力学では場の演算子を別の演算子に変換すること。いずれも電磁場の値は変化しない。
ゲージ‐ボソン【gauge boson】
⇒ゲージ粒子
ゲージ‐りゅうし【ゲージ粒子】
ゲージ理論で、素粒子間の相互作用を媒介するスピン1のボース粒子の総称。電磁相互作用における光子、弱い相互作用におけるウイークボソン、強い相互作用におけるグルオンなど。ゲージボソン。
ゲージ‐りろん【ゲージ理論】
素粒子の相互作用をゲージ不変性に基づいて統一的に記述しようとする理論。量子電磁力学の素粒子の基礎理論となっており、素粒子間に働く力を媒介するゲージ場と、これに対応するゲージ粒子の存在が導かれる。...
ゲージーノ【gaugino】
素粒子物理学の超対称性理論から導かれる未知の超対称性粒子。素粒子間の相互作用を媒介するゲージ粒子の超対称性パートナーの総称。フォティーノ、ウィーノ、ジーノ、グルイーノ、グラビティーノがある。