こうにん【弘仁】
平安初期、嵯峨天皇・淳和天皇の時の年号。810年9月19日〜824年1月5日。
こう‐にん【更任】
改めて任じること。また、その人。「理事改選左の通り—」〈虚子・俳諧師〉
こう‐にん【後任】
前の人に代わって任務に就くこと。また、その人。「—をさがす」⇔先任/前任。
こう‐にん【候人】
1 中世、蔵人所(くろうどどころ)の職員。殿上(てんじょう)に伺候し、御膳や宿直の任に当たった。こうじん。 2 門跡や諸大寺に仕えた妻帯・僧形の衆。素絹(そけん)・白袴をつけ、帯刀した。侍法師(...
こう‐にん【降人】
降参した人。こうじん。「樋口次郎は—なりしが、しきりに首の供せんと申しければ」〈平家・九〉
こう‐にん【降任】
[名](スル)地位を下げて下級の任務に就けること。降職。⇔昇任。
こう‐にん【高人】
身分の高い人。こうじん。「貴人、—、よろづの芸者は格別、常の町人、金銀の有徳ゆゑ世上に名を知らるること」〈浮・永代蔵・六〉
こう‐にん【高認】
「高校卒業程度認定試験」の略。
こうにん‐かいけいし【公認会計士】
昭和23年(1948)の公認会計士法に基づき、貸借対照表・損益計算書その他の財務に関する書類の監査または証明を業とする者。
こうにんきゃくしき【弘仁格式】
大宝元〜弘仁10年(701〜819)の格と式を集めたもの。格10巻、式40巻。初め藤原内麻呂ら、のち、藤原冬嗣らが編纂(へんさん)。弘仁11年(820)成立。完本は現存せず、諸書に逸文が残る。格...