氷(こおり)に鏤(ちりば)・む
《「塩鉄論」殊路から》とけやすい氷に彫刻する。骨を折ってもかいのないこと、また、質の悪いものを飾っても無駄であることのたとえ。
こおり‐ねつりょうけい【氷熱量計】
高温物体を氷の中に入れ、解けた氷の量を測定することによってその物体が失った熱量を測定する熱量計。
こおりのうみ【氷の海】
《原題、(ドイツ)Das Eismeer》フリードリヒの絵画。カンバスに油彩。縦97センチ、横127センチ。氷の海に閉じ込められて難破した船を描いた作品。ハンブルク美術館所蔵。希望号の難破。
こおり‐の‐かざん【氷の火山】
⇒氷火山
こおり‐の‐じごく【氷の地獄】
⇒八寒地獄(はっかんじごく)
こおり‐の‐ついたち【氷の朔日】
陰暦6月1日。昔、宮中で、冬にできた氷を氷室(ひむろ)から取り出して群臣に賜る儀式がこの日行われた。民間では、正月の餅(もち)を凍(し)み餅にしておいて、この日に炒(い)って食した。氷室の朔日。...
こおり‐の‐つかさ【郡司】
「ぐんじ(郡司)」に同じ。
こおり‐の‐はな【氷の花】
氷の表面にできる花のような模様。また、氷花(ひょうか)のこと。《季 冬》
こおり‐の‐みやけ【郡家】
郡司が政務を執る所。ぐんけ。ぐうけ。
こおり‐の‐みやつこ【郡造】
郡司の長官。大領(だいりょう)。