こく
《形容詞「こ(濃)し」の連用形「こく」の名詞化か。また、漢語「酷」からか》 1 濃厚なうまみ。「—のある酒」 2 内容に深い趣があること。「話に—がない」
こく【克】
[常用漢字] [音]コク(呉)(漢) [訓]かつ よく 1 がんばって打ちかつ。「克己・克服/相克・超克・下克上」 2 よく…する。十分に。「克明」 [補説]1は「剋」と通用する。 [名のり]い...
こく【刻】
1 きざむこと。彫りつけること。 2 (「剋」とも書く)旧暦の時間および時刻の単位。漏刻の漏壺(ろうこ)内の箭(や)に刻んである目盛りから。 ㋐一昼夜を48等分した一。一時(いっとき)の4分の1...
こく【刻】
李良枝(イヤンジ)の長編私小説。昭和60年(1985)刊行。
こく【刻】
[音]コク(呉)(漢) [訓]きざむ [学習漢字]6年 1 刃物で切れ目を入れる。きざむ。「刻印/印刻・陰刻・彫刻・篆刻(てんこく)」 2 版木に彫る。書物を刊行する。「板刻・復刻・覆刻・翻刻」...
こく【剋】
[音]コク(呉)(漢) [訓]かつ 1 (「克」と通用)耐え抜いて打ちかつ。「相剋」 2 (「刻」と通用)きびしい。むごい。「剋薄」 [補説]「尅」は俗字。
こ‐く【古句】
昔からのことわざや格言など。古人の詩文の一節。また、古い俳句。
こく【告】
[音]コク(呉)(漢) [訓]つげる [学習漢字]5年 1 つげる。知らせる。「告知・告白・告別/警告・広告・申告・宣告・忠告・通告・布告・報告・密告・予告」 2 訴える。「告訴・告発/原告・抗...
こく【哭】
[音]コク(呉)(漢) [訓]なく 大声で泣く。「鬼哭・号哭・痛哭・慟哭(どうこく)」
こく【国〔國〕】
[音]コク(呉)(漢) [訓]くに [学習漢字]2年 〈コク〉 1 くに。「国家・国際・国産・国政・国民・国立/王国・外国・帰国・挙国・建国・諸国・全国・祖国・他国・大国・万国・亡国」 2 わ...