おおまり‐こけむし【大毬苔虫】
コケムシの一種。北アメリカ原産で、池や湖などの淡水にすむ。体長約1ミリの個体が寒天質を多量に分泌し、直径数十センチから数メートルの球状の群体を形成する。
うらしま‐つつじ【裏縞躑躅】
ツツジ科の落葉小低木。高山に群生。茎に、枯れた葉柄の残りがうろこ状につき、地をはい、その先が上向いて、倒卵形の小さい葉が密につく。葉の裏面に縞模様がある。6月ごろ、壺形の黄白色の花が咲く。実は熟...
おだわら‐ぶき【小田原葺き】
「杮葺(こけらぶ)き」に同じ。
うろこ【鱗】
《「いろこ」の音変化》 1 動物の体を覆って保護する硬い薄片。魚類では真皮から形成されたもの、爬虫(はちゅう)類・鳥類や哺乳類の一部では表皮が角質化したもの。こけら。 2 「鱗形(うろこがた)」...
うま‐すぎごけ【馬杉蘚】
スギゴケ科のコケ。山中の日陰地に群生し、高さ10〜15センチ。葉は長さ1センチほどで杉の若芽の形をしている。
か【仮〔假〕】
[音]カ(漢) ケ(呉) [訓]かり [学習漢字]5年 〈カ〉 1 本物・本式ではなく一時的な間に合わせ。一時的な見せかけ。「仮称・仮性・仮説・仮題・仮定・仮名・仮面」 2 一時的に。「仮寓(...
いちょう‐うきごけ【銀杏浮苔】
ウキゴケ科のコケ。沼や水田に浮遊し、長さ1〜1.5センチ、幅4〜8ミリで、二股(ふたまた)状に分かれ、表面は青緑色、裏面は紫色。雌雄異株。いちょうごけ。
いうばかり‐な・し【言ふ許り無し】
[形ク]《古くは「いうはかりなし」》言葉で言い尽くせない。言いようがない。「木の皮、こけの衣をきて、—・きものから、ただの人に見えず」〈宇津保・吹上下〉
いんか‐しょくぶつ【隠花植物】
花をつけないで胞子で繁殖する植物。シダ類・コケ類・菌類・藻類など、種子植物以外のすべての植物。胞子植物。⇔顕花植物。
うち‐せん【内鑯】
刃のついた面が外側に湾曲している鉋(かんな)。桶板(おけいた)の内側や屋根のこけら板などを削るのに用いる。⇔外鑯(そとせん)。