こげ‐つ・く【焦げ付く】
[動カ五(四)] 1 焦げて鍋や網などにつく。「煮物が—・く」 2 貸した金銭が回収不能となる。「貸出金が—・く」 3 相場が固定して変動しなくなる。
こげつしょう【湖月抄】
源氏物語の注釈書。60巻。北村季吟(きたむらきぎん)著。延宝元年(1673)成立。源氏物語の古注を集成したもの。
こげ‐め【焦げ目】
物が焦げて黒いあとがつくこと。また、その跡。「肉に—をつける」
こげ‐めし【焦げ飯】
1 炊きそこなって黒く焦げた飯。 2 釜(かま)の底に焦げついた飯。こげ。おこげ。
こ‐げら【小啄木鳥】
キツツキ科の鳥。全長約15センチで日本では最小のキツツキ。背や翼には黒地に白斑の横縞がある。東アジアに分布。日本では留鳥。《季 春》
こ・げる【焦げる】
[動ガ下一][文]こ・ぐ[ガ下二]火や熱で焼けて、黒や濃い茶色になる。「タバコの火で畳が—・げる」「魚が—・げる」
こ‐げん【古言】
1 古代の人が用いた言語。古い言葉。 2 昔の人の言った言葉。古くからの名言。
こ‐げん【古諺】
古くから伝わっていることわざ。
こ‐げん【固関】
平安時代、天皇の譲位・崩御、または国内動乱などの大事件の際、諸国の関所を警固させたこと。特に、逢坂(おうさか)(初めは越前愛発(あらち))・鈴鹿(すずか)・不破(ふわ)の三関を固めること。こかん...
こげんてい【古言梯】
語学書。1巻。楫取魚彦(かとりなひこ)著。明和元年(1764)成立。契沖の仮名遣い書「和字正濫鈔」の不備を補い、その根拠を古典から抜き出して整理し、補足説明したもの。