こごえ‐つ・く【凍え付く】
[動カ五(四)]こおってくっつく。こおりつく。「波しぶきが甲板に—・く」
こごえ‐は・てる【凍え果てる】
[動タ下一][文]こごえは・つ[タ下二]すっかり凍えてしまう。凍えきってしまう。「—・てた手足を暖める」
こご・える【凍える】
[動ア下一][文]こご・ゆ[ヤ下二]寒さのために、からだが冷えきって固くなり、自由がきかなくなる。「手足が—・える」「からだのしんまで—・える寒さ」《季 冬》
こごえるきば【凍える牙】
乃南アサのミステリー小説。平成8年(1996)発表。同年、第115回直木賞受賞。平成13年(2001)と平成22年(2010)にテレビドラマ化。
こ‐ごころ【子心】
よく物のわからない年ごろの、子供の心。子供心。
こ‐ごし【小腰】
1 腰。腰部。また、腰のちょっとしたしぐさをいう。 2 女房装束の裳(も)の大腰の左右に取り付け、前に回して結ぶ細いひも。
こ‐ごし【小輿】
輿の一。台の四辺に朱塗りの高欄を巡らしただけで屋形のないもの。従者がかさを台上の人にかざす。
こご・し【凝し】
[形シク]岩がごつごつしていて険しいさま。「神さぶる岩根—・しきみ吉野の水分山(みくまりやま)を見れば悲しも」〈万・一一三〇〉
こごしゅうい【古語拾遺】
平安時代の家伝。1巻。斎部広成(いんべのひろなり)撰。大同2年(807)成立。中臣(なかとみ)氏に押された斎部氏が、その勢力挽回(ばんかい)を図って、同氏の事跡を漢文で記し、平城(へいぜい)天皇...
こ‐ごしょ【小御所】
1 京都御所内の建物の一。紫宸殿(ししんでん)の東北にある。 ㋐室町時代、将軍参内のとき、休息したり装束を改めたりするために設けられた所。 ㋑江戸時代、天皇が幕府の使者、所司代、諸侯などを謁見し...