こしあか‐つばめ【腰赤燕】
ツバメ科の鳥。全長19センチくらいで、腰が赤褐色。軒下などに徳利(とっくり)形の巣をつくる。日本では夏鳥で、西日本に多い。とっくりつばめ。
こし‐あかり【腰明かり】
「腰提灯(こしぢょうちん)」に同じ。「組の捕手(とりて)の—武威輝かす高提灯」〈浄・盛衰記〉
こし‐あき【腰明き】
⇒腰変わり
こしあき‐とんぼ【腰明蜻蛉】
トンボ科の昆虫。体は黒色で腹部の途中が白色。夏、各地にみられる。《季 秋》
こし‐あげ【腰揚げ/腰上げ】
着物の着丈を調節するため、長い分を腰の位置で縫い上げすること。また、その部分。
こし‐あて【腰当て】
1 すわるときに腰の後ろに当て、姿勢を楽にしたり保温したりするもの。 2 修験者・猟師などが腰につけた敷き皮。長方形の毛皮の上端にひもをつけ、後ろ腰に当てて前で結ぶ。引っ敷き。尻皮。 3 近世、...
こし‐あぶら【漉油/金漆】
ウコギ科の落葉高木。山地に自生。樹皮は灰色。葉は手のひら状の複葉で、小葉は縁にぎざぎざがある。夏、淡黄緑色の小花が集まってつき、秋に黒紫色の実を結ぶ。材は経木・箸(はし)などにする。名は、樹脂を...
こし‐あん【漉し餡】
煮た小豆などをすりつぶし、裏ごしして皮を除き、砂糖や塩を加えて作ったあん。→潰(つぶ)し餡