こ‐すおう【小素襖】
袖細(そでぼそ)の素襖。略式のもので、半袴(はんばかま)を用いる。
こす‐から・い【狡辛い】
[形][文]こすから・し[ク]「狡(こす)っ辛い」に同じ。「もとよりヤリクリをして、—・く世を送っているものだから」〈露伴・骨董〉
こ‐すき【木鋤/杴】
1 全部が木でできたすき。 2 雪かき用の木製のすき。
コスキノウ【Koskinou/Κοσκινού】
ギリシャ東部、エーゲ海に浮かぶロードス島にある村。ロードス市南郊に位置する。色とりどりに塗られたドアがある伝統的な家屋が建ち並んでいることで知られる。暮らしや文化を紹介する博物館もある。
コスキン【Cosquín】
アルゼンチン中部、コルドバ州の町。州都コルドバの北西約30キロメートル、コスキン川沿いに位置する。毎年1月に南米最大規模のフォルクローレ音楽祭が開かれる。
こ‐すぎ【小杉】
1 小さい杉の木。 2 「小杉原」の略。「鼻紙に—入れしを見て勘当切り」〈浮・永代蔵・五〉
こすぎ【小杉】
姓氏の一。 [補説]「小杉」姓の人物小杉天外(こすぎてんがい)小杉放庵(こすぎほうあん)
こすぎ‐てんがい【小杉天外】
[1865〜1952]小説家。秋田の生まれ。本名、為蔵。斎藤緑雨に師事。ゾラの自然主義の影響を受けて「はつ姿」「はやり唄」を発表。他に通俗的小説「魔風恋風」などがある。
こ‐すぎはら【小杉原】
小さい判の杉原紙。江戸時代、鼻紙などに用いた。延べ紙。こすぎ。
こすぎ‐ほうあん【小杉放庵】
[1881〜1964]画家。栃木の生まれ。本名、国太郎。初号、未醒(みせい)。再興日本美術院の洋画部を主宰、のち春陽会設立に参画。昭和に入って放庵と改号、気品のある水墨画を多く描いた。和歌・随筆...