す‐ばく【寸白】
1 条虫・回虫などの、人体の寄生虫。また、それによって起こる病気。すんばく。「此れは—にこそありぬれ」〈今昔・二四・七〉 2 《1によると考えられたところから》婦人の腰痛や生殖器の病気の総称。「...
し・れる【知れる】
[動ラ下一][文]し・る[ラ下二] 1 他の人の知るところとなる。知られる。「名の—・れた人」「親に—・れては困る」 2 知ることができる。自然にわかる。判明する。「気心の—・れた人」「行方が—...
其(そ)れから其(そ)れまで
そうなったらそれまでのことだ。しかたがない。「これ程までに言うてみて、聞かずば—よ」〈浮・御前義経記・六〉
然(さ)もな・い
それほどでもない。たいしたことはない。「—ことだ」
した‐が
[接]《サ変動詞「す」の連用形に完了の助動詞「た」と接続助詞「が」の付いたものから。そうしたが、の意から》前文の内容を受けて、それに反するような事柄を述べるときに用いる。だが。けれども。「いやあ...
じ‐しん【自身】
1 自分みずから。自分。「私が—でしたことだ」「自分—」 2 他の何ものでもなくそれみずからの意で、他の語に付けてそれを強調する語。そのもの。自体。「彼—の問題だ」「それ—の重さ」
した‐ごころ【下心】
1 心の奥深く思っていること。心底。本心。 2 心に隠しているたくらみごと。「親切にしてくれるのは—があってのことだ」 3 漢字の脚の一。「忝」「恭」、「感」「悲」などの「⺗」「心」の称。「忄(...
じゅん‐すい【純粋】
[名・形動] 1 まじりけのないこと。雑多なものがまじっていないこと。また、そのさま。「—な(の)アルコール」「—な(の)秋田犬」 2 邪念や私欲のないこと。気持ちに打算や掛け引きのないこと。ま...
しゅうじん‐の‐ジレンマ【囚人のジレンマ】
ゲームの理論における重要な概念の一つ。二人の容疑者が別室で尋問され、一方が自白し、もう一方が黙秘の場合、前者は釈放、後者は10年の懲役となり、二人とも黙秘の場合は懲役1年、二人とも自白の場合は懲...
そう【然う】
《「さ(然)」の音変化》 [副] 1 そのように。「私も—思う」 2 (あとに打消しの語を伴って)それほど。そんなに。「—大きくない」 [感] 1 相手の言うことに肯定・同意するときに用いる...