てこ‐の‐しゅ【手子の衆/梃の衆】
1 手助けをする者。鍛工・土工・石工などの下働き。手子。てこのしゅう。「鳶(とび)の衆—ああ御造作お物入り」〈浄・扇八景〉 2 江戸時代、大名抱えの火消し人足。
でぞめ‐しき【出初め式】
正月に消防士や鳶(とび)の者が初めて勢ぞろいをし、消防作業の演習を行う行事。このとき、鳶の者の梯子(はしご)乗りが演じられる所もある。多くは1月6日に挙行。《季 新年》「—梯子の空の上天気/風生」
でく【木偶】
1 木彫りの人形。また、人形。 2 あやつり人形。 3 役に立たない人。また、そのような人をののしっていう語。でくのぼう。「この—め」
テクセル【texel】
《テクスチャー(texture)+ピクセル(pixel)からの造語》テクスチャー3の最小単位。テクスチャーマッピングでは、この小さな画像をポリゴンの表面に配列することで、色や質感を与える。
デス‐ゾーン【death zone】
人間が酸素補給なしに行動できる高度の限界。標高8000メートル以上とされる。 [補説]この高度を超える高山への無酸素登頂は、高地での十分な順応期間が必要とされる。
で‐だし【出出し】
物事の始まったばかりのところ。すべり出し。また、出始め。「この曲は—がいい」「仕事の—からつまずく」
て‐なら・う【手習ふ】
[動ハ四] 1 字を書く練習をする。習字をする。「この二歌は…—・ふ人のはじめにもしける」〈古今・仮名序〉 2 心に浮かぶ古歌などを無造作に書き記す。「木幡の里に馬はあれどなど、あやしき硯召し出...
て‐なえ【手萎へ/攣】
手や腕が自由に動かないこと。「この経を受持する者(ひと)を謗(そし)らば…—躄(あしなへ)となり」〈霊異記・下〉
てつなぎ‐おに【手繋ぎ鬼】
鬼ごっこの一。初めに一人の鬼を決める。それにつかまった者も鬼となり、元の鬼と手をつないで他の者を追いかける。
てっぽう‐みせ【鉄砲見世/鉄砲店】
1 鉄砲などの火器を売る店。 2 江戸新吉原のおはぐろどぶに沿って並んでいた最下級の遊女屋。また、そこの遊女。また、一般に各地の下級の遊女のこと。