こ‐ひょう【小兵】
1 からだつきの小さいこと。小柄。小づくり。「—力士」⇔大兵(だいひょう)。 2 弓を引く力が弱いこと。また、その人。⇔精兵(せいびょう)。「—の射る矢は筈(はず)を返して立たざりけり」〈義経記・六〉
こ‐ひょう【虎豹】
1 虎と豹。 2 勇猛でたけだけしいもののたとえ。「—の勇」
こ‐ひょう【孤平】
漢詩で、平声(ひょうしょう)の文字1字が前後を仄声(そくせい)の文字に挟まれていること。韻律を重視する近体詩ではこれを避ける。
虎豹(こひょう)の駒(く)は食牛(しょくぎゅう)の気(き)あり
虎(とら)や豹(ひょう)の子は、小さくても牛を食うほど意気盛んである。大人物は幼いころから人と違ったところがあるというたとえ。