こぼれ‐だね【零れ種】
1 まいたのではなく自然に地面にこぼれ落ちた種子。また、それから生えてきた植物。 2 正妻以外の女性に生ませた子。おとしだね。落胤(らくいん)。
こぼれ‐だま【零れ球】
サッカーやラグビー、バスケットボールなどで、キープする選手がない状態のボール。ルーズボール。
こぼれ‐ばなし【零れ話】
本筋から派生したちょっとした話。余聞。余話。
こぼれ‐まつば【零れ松葉】
地上にこぼれ散った松葉。また、その模様。
こぼれ‐もの【零れ物】
1 こぼれたもの。残りもの。余りもの。 2 こぼれやすいもの。
こぼ・れる【毀れる】
[動ラ下一][文]こぼ・る[ラ下二]《古くは「こほれる」とも》 1 欠け損じる。「刀の刃が—・れる」 2 こわれる。破れる。「言ふかひなくぞ—・れ破れたる」〈土佐〉
こぼ・れる【零れる/翻れる/溢れる】
[動ラ下一][文]こぼ・る[ラ下二] 1 液体、粉末、粒状の物などが容器などから外へ出る。すきまなどから漏れ落ちる。「コップの水が—・れる」「袋から米が—・れる」 2 音や光、匂いなどが、ある範...
こ‐ほん【小本】
《「こぼん」とも》 1 小形の本。 2 半紙四つ折りの大きさの本。また、特に洒落本のこと。
こ‐ぼん【鼓盆】
《「盆」は、酒や水を盛る素焼きの器。荘子が妻を亡くしたとき、これをたたいて歌ったという「荘子」至楽の故事から》妻に死に別れること。
こ‐ぼんのう【子煩悩】
[名・形動]自分の子を大変かわいがるさま。また、その人。「—な父親」