こ・ゆ【臥ゆ】
[動ヤ上二]横になる。ふす。主に上代、他の動詞と複合して用いられた。「床じものうち—・い伏して」〈万・八八六〉 「立ち走り叫び袖振り—・いまろび足ずりしつつ」〈万・一七四〇〉
こ・ゆ【凍ゆ】
[動ヤ上二]こごえる。「飢ゑ—・ゆるときには」〈前田本仁徳紀〉
こ・ゆ【肥ゆ】
[動ヤ下二]「こ(肥)える」の文語形。
こ・ゆ【越ゆ/超ゆ】
[動ヤ下二]「こ(越)える」の文語形。
こ・ゆ【蹴ゆ】
[動ヤ下二]ける。〈和名抄〉
こ‐ゆい【小結】
1 折烏帽子(おりえぼし)の巾子(こじ)の下部左右に穴をあけ、髻(もとどり)に結んだ小紐(こひも)を引き出し、烏帽子が落ちないように後部で結ぶこと。 2 「小結烏帽子」の略。
こゆ・い【濃ゆい】
[形]濃い。九州地方などの方言。「味が—・い」
こゆい‐えぼし【小結烏帽子】
小結の組紐をつけた侍烏帽子(さむらいえぼし)。
こ‐ゆう【固有】
[名・形動](スル) 1 本来持っていること。「天然の性に—すること」〈福沢・福翁百話〉 2 そのものだけにあること。また、そのさま。特有。「民族—の文化」「北国に—な(の)風土」
こ‐ゆう【故友】
古い友人。昔の友。旧友。