ひめ‐いい【姫飯】
《「こわいい(強飯)」に対して》釜で粳米(うるちまい)を炊いた飯。ひめ。
つけ‐ごえ【付(け)声】
1 他の人の声に合わせて、言ったり歌ったりすること。また、その声。つけこわいろ。 2 本人のそばにいて、その人の代わりに声を出すこと。「声をかしげなれば、妓夫(ぎふ)に—させ」〈浮・一代女・六〉
ふ【怖】
[常用漢字] [音]フ(呉) [訓]こわい おじる おそれる びくびくする。こわがる。「畏怖(いふ)・恐怖・驚怖」 [難読]怖気(おじけ)・怖気(おぞけ)
つつみ‐いい【包み飯】
強飯(こわいい)を握り、卵形にして木の葉などで包んだもの。平安時代には、地位の低い者の弁当などに用いた。
ちょうし‐づ・く【調子付く】
[動カ五(四)] 1 勢いがつく。弾みがつく。「—・かせるとこわい相手」 2 得意になってうわつく。図に乗る。「あまり—・くと思わぬ失敗をする」
こわもて【強面/怖面】
[名・形動]《「こわおもて」の音変化》こわい顔つきで他人をおびやかすこと。相手に対して強い態度に出ること。「—に意見をする」「彼の—なるをいと稚(おさな)しと軽しめたるように」〈紅葉・金色夜叉〉
せいたい‐もしゃ【声帯模写】
《喜劇俳優の古川緑波(ふるかわろっぱ)の造語》有名人・芸能人などの声や口調などをまねる演芸。声色(こわいろ)。
しばい‐ばなし【芝居咄/芝居噺】
1 落語で、鳴り物や役者の声色(こわいろ)を入れ、時には大道具・小道具なども使い、芝居そっくりに聞かせるもの。 2 演劇、特に歌舞伎の演目や役者の評判などの話。
そら‐おそろし・い【空恐ろしい】
[形][文]そらおそろ・し[シク]将来どうなるかと、言いようのない不安を感じてこわい。「近年の科学の発達ぶりには—・くさえなる」 [派生]そらおそろしげ[形動]そらおそろしさ[名]
たいじん‐きょうふしょう【対人恐怖症】
恐怖症の一。人と会うのがこわいという強迫観念のある神経症。