こんぽん‐あく【根本悪】
《(ドイツ)radikales Böse》カントの用語。自己愛(ナルシシズム)の衝動に従おうとする生まれつきの傾向。一切の悪への性癖の根源をなすもので、道徳法則による善の原理によってこの悪の原理...
こんぽん‐か【混本歌】
和歌の形式の一。古今集真名序(まなじょ)、喜撰式などに「混本」とみえるが実体は不明。五・七・五・七・七の6句形式の旋頭歌(せどうか)、またはそれに類する歌とする説、五・七・五・七の4句形式の歌と...
こんぽん‐きはん【根本規範】
《(ドイツ)Grundnorm》法規範の妥当性の根拠をより上位の法規範に求めるとき、究極的な前提としてその存在が想定される規範。ケルゼンの唱えた純粋法学上の基本的概念。
こんぽん‐ぎ【根本義】
根本の意義。原理。「人生の—を悟る」
こんぽん‐しだし【根本仕出し】
新発明や新趣向の創始者。「これこそうまい看板の、—御奈良茶」〈浄・大織冠〉
こんぽん‐しゅぎ【根本主義】
⇒原理主義1
こんぽんしゅぎ‐しゃ【根本主義者】
聖書の無謬性を信じ、キリストの処女降誕・贖罪・復活・奇跡などを信仰の根本教義として主張するプロテスタント教徒。ファンダメンタリスト。原理主義者。→原理主義1
こんぽん‐しりょう【根本史料】
歴史研究の根拠となる確実な材料。文書・遺物・記録など。
こんぽん‐じ【根本寺】
新潟県佐渡市にある日蓮宗の寺。山号は塚原山。天文21年(1552)、日蓮が「開目鈔」を著した三昧堂の旧跡に日成が開創。
コンポン‐ソム【Kompong Som】
カンボジア南部の都市シアヌークビルの旧称。