ごう‐ぜん【傲然/慠然】
[ト・タル][文][形動タリ]おごり高ぶって尊大に振る舞うさま。「—と構える」「—たる態度で人を見下す」
ごう‐ぜん【豪然】
[ト・タル][文][形動タリ]力強いさま。また、尊大なさま。「一語も発せず—と唯冷やかに眼を定(すえ)て」〈露伴・いさなとり〉
ごう‐ぜん【囂然】
[ト・タル][文][形動タリ]人の声などがやかましいさま。「人々の雑談する声—たる中を」〈荷風・ふらんす物語〉
ごう‐ぜん【轟然】
[ト・タル][文][形動タリ]大きな音がとどろき響くさま。「—たる大音響」「貨物列車が—と真近を通ったのだ」〈康成・雪国〉
ごう‐そ【強訴/嗷訴】
1 平安中期以後、僧兵・神人(じにん)らが仏神の権威を誇示し、集団で朝廷・幕府に対して訴えや要求をすること。 2 江戸時代、農民が領主に対して年貢減免などを要求すること。
ごう‐そ【郷麻】
カヤツリグサ科の多年草。田やあぜなどの湿地に生える。高さ30〜50センチ。葉は線形。茎の頂に1個の雄花の穂をつけ、その下方に数個の雌花の穂をつける。
ごう‐そう【合装】
書物などを一つに合わせてとじること。合綴(がってつ)。
ごう‐そう【豪壮】
[形動][文][ナリ]物事の規模が大きくりっぱなさま。「—な構えの邸宅」 [派生]ごうそうさ[名]
ごう‐そう【豪爽】
[形動][文][ナリ]豪快で、気持ちよく感じられるさま。「—不屈」「性—にして、胆略あり」〈竜渓・経国美談〉
ごう‐そっきゅう【剛速球/豪速球】
野球で、威力があり速い球。「—を投げ込む」