さくさん‐カルシウム【酢酸カルシウム】
水酸化カルシウムに酢酸を作用させて作る、白色の粉末。酢酸・アセトンの製造、織物の捺染剤(なっせんざい)、なめしなどに使用。化学式Ca(CH3COO)2
さくさん‐カーミン【酢酸カーミン】
細胞核や染色体を赤色に染色・固定する染色液の一。高純度の酢酸水溶液にカーミン(カルミン)という色素を溶かしたもの。理科実験の顕微鏡観察などで用いられる。酢酸カーミン溶液。アセトカーミン。
さくさんカーミン‐ようえき【酢酸カーミン溶液】
⇒酢酸カーミン
さくさん‐きん【酢酸菌】
エチルアルコールを酢酸に変える細菌の総称。桿菌(かんきん)で、連鎖状につながっている。酢を作るのに利用される。
さくさん‐けんし【酢酸絹糸】
アセテートのこと。
さくさん‐し【柞蚕糸】
柞蚕の繭からとった糸。淡褐色で絹糸に似て光沢がある。→絹紬(けんちゅう)
さくさん‐セルロース【酢酸セルロース】
⇒アセチルセルロース
さくさん‐せんいそ【酢酸繊維素】
アセチルセルロースのこと。
さくさんちゅうにゅう‐りょうほう【酢酸注入療法】
肝臓癌(がん)の病巣に細長い針を射し込み、高濃度の酢酸を注入して腫瘍を死滅させる治療法。
さくさん‐どう【酢酸銅】
酸化銅または塩基性炭酸銅を酢酸に溶かして得られる暗緑青色の結晶。殺菌剤・殺虫剤・医薬品などに使用。一水塩の化学式Cu(CH3COO)2 ・ H2O