ごじょう‐ざか【五条坂】
京都市五条通りの東、清水(きよみず)へ上る所にある坂。
ごじょう‐し【五條市】
⇒五條
ごじょう‐どおり【五条通り】
京都市中央部を東西に通じる道路。東山区西大谷門前から天神川に至る。平安京では六条坊門大路の位置にあたり、豊臣秀吉が五条大橋をこの通りに移してからの称。平安京の五条大路は現在の松原通りにあたる。
ごじょう‐の‐けさ【五条の袈裟】
三衣(さんえ)の一。五幅(の)の布を縫い合わせて作った袈裟。インドでは作業の際などに用いたが、日本で形式化されて僧衣となった。五条の法衣。五条衣。五条。
ごしょうらく【五常楽/五聖楽】
《「ごじょうらく」とも》雅楽。唐楽。平調(ひょうじょう)で新楽の中曲。舞は四人舞。唐の太宗作で、仁・義・礼・智・信の五常を、宮・商・角・徴(ち)・羽の五声に配した曲という。礼義楽。