ご‐たい【五体】
1 身体の五つの部分。頭・首・胸・手・足。また、頭・両手・両足。漢方では、筋・血脈・肌肉(きにく)・骨・皮。転じて、からだ全体。「—を震わせて泣く」 2 書道で、五つの書体。篆(てん)・隷(れい...
ご‐たい【五帯】
五つの気候帯。熱帯と、南北の温帯と寒帯。
ご‐たい【御体】
身体を敬っていう語。おからだ。
ご‐たいせつ【御大切】
1 貴人に危険や災難が迫っていること。貴人が重態であること。「御病中の後室様…お風めしては、却って—でござります」〈伎・阿国御前化粧鏡〉 2 キリシタン文学で、愛。「—の深く甚だしきほどを」〈ど...
ご‐たいそう【御大層】
[名・形動]他人のする大げさなことを、冷やかし、あざけっていう語。ぎょうさん。「—な理屈を並べる」
ごたいそう‐らし・い【御大層らしい】
[形]いかにももったいぶったようすである。「—・くりっぱな箱に詰めてある」
ごたい‐づけ【五体付け】
男の髪形の一。髪を一つに寄せてかき上げ、髻(もとどり)を高く結ぶもの。公家の烏帽子髪(えぼしがみ)で、江戸時代には侠客(きょうかく)などの間に流行、時には遊女などもまねて結った。
ごたい‐とうち【五体投地】
仏教徒が行う最高の敬礼法。両ひざ・両ひじを地に着けて伏し、さらに合掌して頭を地につける。接足作礼(さらい)。
ごたい‐の‐みうら【御体の御占】
古代、毎年6月と12月の10日に神祇官(じんぎかん)で天皇の身体に特に注意する必要のある日を占い、上奏した儀式。
ご‐たいふ【五大夫】
《秦の始皇帝が泰山で雨宿りをした松の木に五大夫の位を授けたという「史記」にある故事から》松の別名。