ごふく‐ざし【呉服差(し)】
⇒呉服尺
ごふく‐じょ【呉服所】
江戸時代、幕府・禁裏・大名家などに出入りして衣服類などを調達した呉服屋。金銀の融通もした。呉服師。
ごふく‐じゃく【呉服尺】
江戸時代まで布を測るのに用いた物差し。曲尺(かねじゃく)の1尺2寸(約36.4センチ)を1尺とする。呉服物差し。呉服差し。
ごふく‐だな【呉服棚】
床の間や書院のわきに設けた袋棚。ふつう呉服などを入れるのに用いた。
ごふく‐つぎ【五服継ぎ】
《並のキセルの五服分をつめることができる意》火皿の大きいキセル。
ごふく‐どころ【御服所】
平安時代、中務(なかつかさ)省の内蔵寮(くらりょう)に属し、天皇などの衣服を調進した所。院や摂関・大臣・将軍家にも置かれた。
ごふく‐の‐ま【呉服の間】
江戸城内大奥で、将軍や御台所(みだいどころ)の衣服のことをつかさどった所。また、その役にある奥女中。
ごふくばし‐もん【呉服橋門】
江戸城郭門の一。呉服町に出る門で、現在の中央区八重洲にあった。
ごふく‐もの【呉服物】
呉服屋で商っている品物。織物や反物の類。
ごふく‐ものさし【呉服物差(し)】
⇒呉服尺