さ‐えつ【査閲】
[名](スル) 1 実際に見て、調べること。 2 学校の軍事教練の成績を査閲官が実地に調査すること。
さえ◦ない【冴えない】
[連語]《動詞「さえる」の未然形+打消しの助動詞「ない」》ぱっとせず、面白みに欠ける。また、満足できない。気がめいる。「—◦ない生活」「表情が—◦ない」→冴える7
さえな・う【障へなふ】
[動ハ下二]《「さ(障)えにあ(敢)う」の音変化》強いてことわる。拒みとおす。「—・へぬ命(みこと)にあればかなし妹が手枕(たまくら)離れあやに悲しも」〈万・四四三二〉
さえ‐に
[連語]《副助詞「さへ」+助詞「に」》副助詞「さえ1」に同じ。「咲きそめしやどしかはれば菊の花色—こそうつろひにけれ」〈古今・秋下〉
さえ‐にん【支人】
仲裁人。さえびと。「—踏んだは堪忍せぬ」〈浄・生玉心中〉
さえ‐の‐かみ【道祖神/障の神/塞の神】
《「さえ」は遮る意》悪霊が侵入するのを防ぎ、通行人や村人を災難から守るために村境・峠・辻などに祭られる神。みちの神・たむけの神・峠の神・岐(ふなど)の神・道祖神(どうそじん)・さいの神などの言い...
さえ‐まさ・る【冴え勝る】
[動ラ四] 1 寒さがいっそう厳しくなる。一段と冷え込む。「冬の夜の—・るかな」〈万代・六〉 2 月の光などがいっそう澄んで見える。「秋の夜や天の川瀬は氷るらむ月の光の—・るかな」〈千載・秋上〉
さ‐えもん【左衛門】
1 「左衛門府」の略。⇔右衛門。 2 「土左衛門(どざえもん)」の略。
さえもん‐の‐かみ【左衛門督】
左衛門府の長官。正五位上相当。左金吾。
さえもん‐の‐じん【左衛門の陣】
《左衛門府の役人の詰め所があったところから》建春門の異称。