かん‐どころ【勘所/甲所/肝所】
1 三味線などで、音調を整えるために指で弦を押さえるところ。つぼ。 2 はずすことのできない大事なところ。肝心なところ。急所。「—を心得た仕事ぶり」
キー‐ポイント【key point】
事件や問題を解くための重要な手掛かりとなる点。「—を押さえる」
勘所(かんどころ)を押(お)さ・える
1 物事の肝心な点をしっかりとらえる。「話の—・えた質問」 2 三味線などの弦の正しい位置を指で押さえる。
きき‐うで【利(き)腕】
両腕のうちで、力が発揮でき、よく動くほうの腕。何かをするときに、通常使うほうの腕。利き手。「—を押さえる」
き‐じょうぶ【気丈夫】
[名・形動] 1 気持ちがしっかりしていること。また、そのさま。気丈。「いくら—な人でも病気には勝てない」 2 頼りにするものがあって、心づよいこと。また、そのさま。心丈夫。「君さえいてくれたら—だ」
ぎこち‐な・い
[形][文]ぎこちな・し[ク]《「ぎこつなし」の音変化。「ぎごちない」とも》 1 動作や話し方などが滑らかでない。「—・い運転」「—・くあいさつをする」 2 からだに合わなくて、ぐあいが悪い。「...
きき‐どころ【利(き)所】
1 効き目のあるところ。「灸(きゅう)の—」 2 ある物事の中の、特に大切な部分。要所。「—を押さえる」
きょうどう‐しっこう【共同執行】
同一の債務者に対し、多数の債権者が共同して同時に差し押さえなどの強制執行をすること。
きん‐あつ【禁圧】
[名](スル)権力で無理におさえつけて禁じること。「宗教を—する」
勧学院(かんがくいん)の雀(すずめ)は蒙求(もうぎゅう)を囀(さえず)る
勧学院の雀は、学生が「蒙求」を読むのを聞き覚えて、それをさえずる。ふだん見慣れ聞き慣れていることは、自然に覚えるというたとえ。門前の小僧習わぬ経を読む。