さが‐の【嵯峨野】
京都市右京区嵯峨付近の呼称。[歌枕]「さびしさは秋の—の野辺の露月にあととふ千代の古道」〈後鳥羽院御集〉
さがのあまものがたり【嵯峨の尼物語】
宮崎三昧の小説。明治22年(1889)、文芸誌「都の花」に発表。
さが‐の‐しゃか【嵯峨の釈迦】
京都市嵯峨にある清涼寺の本尊、釈迦如来立像のこと。宋から奝然(ちょうねん)が持ち帰った、三国伝来と伝える木彫仏。
さがのせき‐はんとう【佐賀関半島】
大分県東部の、西に別府湾、東に臼杵(うすき)湾を分ける半島。豊予海峡を隔てて四国の佐田岬半島と対する。
さが‐の‐だいねんぶつ【嵯峨の大念仏】
京都市嵯峨の清涼寺(釈迦(しゃか)堂)で、陰暦3月6日から15日までの10日間、人々が集まって念仏を唱えた行事。太鼓などを鳴らして「ははみた」と唱え、念仏後は仮面をかぶって町を歩く。弘安2年(1...
さが‐の‐らん【佐賀の乱】
明治7年(1874)江藤新平・島義勇らが、明治政府の開化政策に反対する佐賀の不平士族とともに兵を挙げた事件。敗れた江藤・島はさらし首に処せられた。