さし‐う・く【差し受く】
[動カ下二]受ける。「酒を出したれば、—・け—・け、よよと飲みぬ」〈徒然・八七〉
さし‐うつむ・く【差し俯く】
[動カ五(四)]うなだれて下を向く。「—・いたまま黙り込んでしまう」
さし‐うば【差(し)乳母】
乳児に乳を飲ませるだけのうば。
さし‐うま【差(し)馬】
競馬で、先行する馬をゴールの手前で追い抜いて勝つ脚質の馬。
さし‐うら【差裏】
腰に刀を差したときの、鞘(さや)の、からだに接する側。⇔差表。
さし‐うり【緡売り】
江戸時代、銭緡(ぜにさし)を売り歩いた人。武家の中間(ちゅうげん)などが内職として作り、押し売りをすることが多かった。転じて、押し売りのこと。