さ‐み【さ身】
物の主となる部分。なかみ。「やつめさす出雲建(いづもたける)が佩(は)ける太刀つづら多(さは)巻き—(=刀身)なしにあはれ」〈記・中・歌謡〉
さみ【三味】
「三味線(さみせん)」の略。しゃみ。→しゃみせん(三味線)
さ‐み【沙弥】
⇒しゃみ(沙弥)
さみし・い【寂しい/淋しい】
[形][文]さみ・し[シク]「さびしい」の音変化。「生まれて初めて—・い正月をしました」〈蘆花・思出の記〉 [補説]近世以降、「さびしい」「さみしい」両形用いられてきたが、現在は放送用語などで「...
さびしがり‐や【寂しがり屋】
普通の人以上に寂しさを感じる度合いが高い人。また、とりわけて孤独をいやがる人。さみしがりや。
さみしの【寂野】
沢田ふじ子による短編時代小説。また、同作を表題作とする短編小説集。昭和56年(1981)刊。小説集には他に「石女」「無名記」などの作品を収める。
さみ・する【狭みする/褊する】
[動サ変][文]さみ・す[サ変]《形容詞「狭(さ)し」の語幹+接尾語「み」+サ変動詞「す」から。狭くする、狭くみる意》見下げる。軽んじる。軽蔑する。「折節に人を—・した白頭翁(しじゅうがら)の声...
さ‐みず【真水/素水】
混じりけのない水。まみず。「—で洗ふがよい」〈伎・利生深川〉
サミズダート【(ロシア)samizdat】
ソ連時代の地下出版物。また、その出版所。
さみ‐せん【三味線】
⇒しゃみせん