さわぎ【騒ぎ】
《上代は「さわき」》 1 騒ぐこと。また、騒がしいこと。やかましさ。「教室の—が静まる」 2 人々が騒ぐような出来事。ごたごた。騒動。「—を起こす」「—になる」 3 (「…どころのさわぎ」の形で...
さわぎ‐うた【騒ぎ歌/騒ぎ唄】
1 江戸時代、遊里で三味線や太鼓ではやしたててうたったにぎやかな歌。転じて、広く宴席でうたう歌。 2 歌舞伎下座音楽の一。揚屋・茶屋などの場面で、酒宴・遊興の騒ぎを表すもの。大鼓・小鼓または太鼓...
さわ‐ぎきょう【沢桔梗】
1 キキョウ科の多年草。湿地に群生し、高さ約90センチ。茎は分枝しない。夏から秋に、紫色の唇形の花を総状につける。《季 秋》「—寂き花の濃紫/友二」 2 ハルリンドウの別名。
さわ‐ぎく【沢菊】
キク科の越年草。深山の林内に自生。高さ60〜90センチ。全体に柔らかく、においがある。葉は羽状に深い切れ込みをもつ。夏、黄色い頭状花を多数つける。ぼろぎく。
さわぎ‐た・つ【騒ぎ立つ】
[動タ五(四)] 1 騒ぎはじめる。また、盛んに騒ぐ。「心が—・つ」「風に—・つ波」 2 騒々しく立ち去る。「群鳥(むらどり)の—・ちぬるこなたより雲の空をぞ見つつながむる」〈平中・七〉 [...
さわぎ‐た・てる【騒ぎ立てる】
[動タ下一][文]さわぎた・つ[タ下二]大騒ぎをする。あれこれ言い立てたりして騒ぐ。「つまらないことで—・てるな」
さわぎ‐なかま【騒ぎ仲間】
遊里などでの遊び仲間。遊蕩(ゆうとう)仲間。遊興の友。「折ふし洛中に隠れなき—の男四天王」〈浮・五人女・三〉