さん‐かん【三冠】
三つの栄冠。同一分野の三つの部門で最高位を手に入れることにいう。
さん‐かん【三竿】
《竹ざおを3本つないだほどの高さの意から》日や月が空高く昇ること。「旭日—時正さに八時ならんとす」〈織田訳・花柳春話〉
さん‐かん【三管】
雅楽で、唐楽に用いられる3種の管楽器。笙(しょう)・竜笛(りゅうてき)・篳篥(ひちりき)。 「三管領(さんかんれい)」の略。
さん‐かん【三関】
古代、都の防備のために設けられた三つの関所。平城京の時は、伊勢の鈴鹿(すずか)、美濃の不破(ふわ)、越前の愛発(あらち)。平安京に都が移ると、愛発の関が除かれ、近江(おうみ)の逢坂(おうさか)...
さん‐かん【三澣/三浣】
《中国の漢・唐代、官吏が毎月の10日・20日・30日に沐浴の休暇をもらったところから》1か月を10日間ずつ三つに分けた上澣・中澣・下澣の称。上旬・中旬・下旬。三旬。
さん‐かん【三韓】
古代朝鮮の南半部にあった韓族の馬韓・辰韓・弁韓のこと。 新羅(しらぎ)・百済(くだら)・高句麗(こうくり)のこと。
さん‐かん【山間】
山と山のあいだ。山の中。やまあい。「—の小村」「—部」
さん‐かん【参看】
[名](スル)参考として見比べること。参照。「諸資料を—する」
さん‐かん【参観】
[名](スル)その場所に行って、見ること。「授業を—する」
さん‐かん【散官】
1 律令制で、位階があって、それに相当する職務のない官。⇔職事官(しきじかん)。 2 たいした役目のない、暇な官職。