さん‐げだつもん【三解脱門】
仏語。解脱に至る方法である3種の三昧(さんまい)。一切を空と観ずる空解脱、一切に差別相のないことを観ずる無相解脱、その上でさらに願求(がんぐ)の念を捨てる無願解脱。三三昧(さんざんまい)。
さん‐げつ【山月】
山上に出ている月。
さん‐げつ【産月】
「産み月」に同じ。
さんげつき【山月記】
中島敦の短編小説。昭和17年(1942)、「文学界」誌に、総題「古潭」として「文字禍」とともに掲載された、著者のデビュー作品。中国、唐代の伝奇物語「人虎伝」を題材とする。
さんげ‐めつざい【懺悔滅罪】
仏語。懺悔をして犯した罪業を消滅させること。
さんげ‐もん【懺悔文】
法要の一つとして唱える、懺悔の意を表した文。
さん‐げん【三元】
1 上元(正月15日)・中元(7月15日)・下元(10月15日)。 2 《年・月・日の元(はじめ)の意から》1月1日のこと。元日。三始。《季 新年》 3 天地の初め・中・終わりをいう上元・中元・...
さん‐げん【三弦/三絃】
1 三味線の別名。地歌・箏曲(そうきょく)では正称とされる。 2 中国の弦楽器。外形は日本の三味線に似るが胴の両面には蛇の皮を張り、人差し指の指頭または義甲で弾く。琉球に伝来して三線(さんしん)...
さんげん‐かごうぶつ【三元化合物】
異なる3種類の元素からなる化合物。炭酸カルシウム(CaCO3)、リン酸ナトリウム(Na3PO4)などがある。
さんげんし‐ぶんし【三原子分子】
3個の原子でできている分子。水、二酸化炭素など。3個以上の原子からできている場合は、多原子分子ともいう。