さん‐さい【山塞/山寨/山砦】
山中に築いたとりで。また、山賊のすみか。
さん‐さい【散斎】
⇒荒忌(あらい)み
さん‐さいいち【三斎市】
中世、1か月に3回定期的に開かれた市。四日市・五日市など開催日にちなんだ地名にその名残をとどめる。
さん‐さいがつ【三斎月】
⇒三長斎月(さんちょうさいがつ)
さんさいじ‐しんわ【三歳児神話】
子供が3歳になるまでは母親が子育てに専念すべきであり、そうしないと成長に悪影響を及ぼすという考え方。賛否両論がある。
さん‐さいじょ【三才女】
三人の才女。特に、平安中期の三人の女流歌人、紀内侍・伊勢大輔・小式部内侍のこと。 県門(けんもん)の三才女のこと。
さんさいずえ【三才図会】
中国の類書。106巻。明の王圻(おうき)撰。1607年成立。天・地・人の三才に及ぶあらゆる事物を、天文・地理・人物・器物・植物など14部門に分類して図説したもの。 「和漢三才図会」の略。
さんさいのおんな【三彩の女】
森礼子の小説。昭和58年(1983)刊行。
さんさい‐ばおり【三斎羽織】
筒袖で、背縫いの裾が割れている陣羽織。細川忠興の創案という。
さんさい‐ぼり【三斎彫】
細川忠興が余技として刀剣の柄頭(つかがしら)や鐔(つば)に施した飾り彫り。