さん‐しょう【三生】
仏語。前生・今生・後生の三つ。三世(さんぜ)。
さん‐しょう【三性】
仏語。 1 人の性の3種。善性、悪性、および善でも悪でもない中性の無記(むき)性。 2 一切の存在の本性や状態のあり方を、有無・仮実などを基準として3種に分けたもの。実体のない存在を実体と誤認す...
さん‐しょう【三省】
1 律令制で、太政官に置かれた八省のうち、式部省・民部省・兵部省の称。 2 中国、唐の官制で、中書省・門下省・尚書省の称。 3 ⇒さんせい(三省)
さんしょう【三笑】
⇒虎渓三笑(こけいさんしょう)
さん‐しょう【三唱】
[名](スル)三度となえること。「万歳を—する」
さん‐しょう【三章】
1 三つの章。三つ目の章。 2 《三箇条の法の意から》簡明な規則。→法三章
さん‐しょう【三焦/三膲】
漢方で、六腑(ろっぷ)の一。三つの熱源の意で、上焦は横隔膜より上部、中焦は上腹部、下焦はへそ以下にあり、体温を保つために絶えず熱を発生している器官とされる。みのわた。
さん‐しょう【三障】
仏語。 1 修行とその前段階の善根を妨げる三つのさわり。煩悩障(貪欲・瞋恚(しんい)・愚痴の惑い)・業障(ごっしょう)(五逆十悪の業)・報障(地獄・餓鬼・畜生の苦報)。 2 煩悩をからだの部位に...
さん‐しょう【三賞】
大相撲で、殊勲賞・敢闘賞・技能賞の三つの賞。その場所を勝ち越した関脇以下の幕内力士で、それぞれの賞の内容にふさわしい活躍をした者に授与される。
さん‐しょう【山椒】
ミカン科の落葉低木。山地に自生。葉の付け根に一対ずつとげがある。葉は長卵形の小葉からなる羽状複葉。雌雄異株で、春、黄緑色の小花を密生する。実は赤く熟し、黒色の種が現れる。若芽を「木の芽」といい食...