さんじゅうさん‐しょ【三十三所】
観世音を安置した33か所の霊場。坂東三十三所・秩父(ちちぶ)三十三所などあるが、西国(さいこく)三十三所が最も有名。数は観世音の化身33体に基づく。三十三番。
さんじゅうさん‐じん【三十三身】
観世音が衆生を救うため、場合に応じて変化する33の姿。法華経普門品(ふもんぼん)に基づく。仏・辟支仏(びゃくしぶつ)・声聞(しょうもん)・梵王・帝釈(たいしゃく)・自在天・大自在天・天大将軍・毘...
さんじゅうさん‐てん【三十三天】
⇒忉利天(とうりてん)
さんじゅうさん‐ばん【三十三番】
⇒三十三所(さんじゅうさんしょ)
さんじゅうし【三銃士】
《原題、(フランス)Les Trois Mousquetaires》大デュマの冒険歴史小説。1844年刊。ルイ13世時代を背景に、青年ダルタニアンとその友人の三銃士、アトス・ポルトス・アラミスの...
さんじゅう‐しちさい【三汁七菜】
本膳料理の膳立ての一。三の膳付きの特に丁重なもの。本膳に一の汁・なます・煮物・飯・香の物、二の膳に二の汁・平皿・猪口(ちょく)、三の膳に三の汁・刺身・茶碗、向こう膳には焼き物をつける。
さんじゅうしちどう‐ほん【三十七道品】
悟りの境地を実現するために小乗仏教で行う実践修行法。四念処・四正勤・四如意足・五根・五力・七覚支・八正道をいう。三十七覚分。
さんじゅう‐しょう【三重唱】
三人の歌い手による重唱。トリオ。
さんじゅう‐しょうてんレンズ【三重焦点レンズ】
場所によって三つの焦点距離をもつレンズ。遠近両用、遠中近用の眼鏡などに用いられ、用途が異なる三つのレンズの間にはっきりとした境目が存在する。三焦点レンズ。トリフォーカルレンズ。
さんじゅう‐すいそ【三重水素】
水素の同位体で、質量数3のもの。トリチウム。