三尺(さんじゃく)去(さ)って師(し)の影(かげ)を踏(ふ)まず
先生に従って行くときは、弟子は3尺くらい離れて、先生の影を踏まないようにしなければならない。先生を尊敬して礼儀を失わないように心掛けるべきであるといういましめ。三尺下がって師の影を踏まず。七尺(...
三尺(さんじゃく)高(たか)・し
《罪人の足を地上3尺の所に縛りつけたところから》磔(はりつけ)に処せられること。「—・く木の空で、主殺しの御成敗受けて死ぬのが」〈伎・覗機関〉
さんじゃく‐だな【三尺店】
間口が3尺ほどしかない、小さな家または店。
さんじゃく‐てぬぐい【三尺手拭い】
鯨尺で長さ3尺ほどの木綿の手ぬぐい。鉢巻・頰かぶり・置き手ぬぐい・腰帯などに用いた。
さんじゃく‐の‐しゅうすい【三尺の秋水】
3尺の長さの、研ぎ澄まされた刀。
さんじゃく‐の‐どうじ【三尺の童子】
背の高さが3尺ほどの、いとけない子供。無知な者にたとえる。三尺の童(わらわ)。「日本で天子を疎略にすると、慮外ながら—も黙って居ぬ気になるといふは」〈風流志道軒伝・五〉
さんじゃく‐ほう【三尺法】
成文化された法律。古代中国で、3尺の竹札に法律を記したことに基づく語。
サンジャシント‐きねんとう【サンジャシント記念塔】
《San Jacinto Monument》米国テキサス州南東部にある記念塔。ヒューストンの東約30キロメートル、テキサス独立戦争でテキサス軍がメキシコ軍を破ったことを記念する州立史跡公園内に位...
さんしゃ‐たくせん【三社託宣】
天照大神・八幡大菩薩・春日大明神の託宣を一幅に書いたもの。信仰の対象として、室町時代から江戸時代末まで、吉田神道の発展に伴い広く流布した。神道家の偽作といわれる。
さんしゃ‐づくり【三社造(り)】
神社本殿の中に、神体が三座並んでいること。神棚にもいう。