サーモクロミズム【thermochromism】
ある種の物質を加熱または冷却すると、色が可逆的に変化する現象。また、この性質をもつ物質をサーモクロミック物質(材料)という。このような有機化合物の中には、圧力によって色が変わるピエゾクロミズムや...
サーモクロミック【thermochromic】
ある種の物質が加熱や冷却によって、色が可逆的に変化する性質をもつこと。また、このような物質をサーモクロミック物質(材料)という。建築物の遮熱性を高める調光ガラスなどに用いられる。→クロミック材料...
サーモグラフィー【thermography】
赤外線を撮像し、対象物の熱分布を図または映像として表し分析する装置。医療では皮膚の温度分布を測定し、それを色分布などで画像化して乳(にゅう)癌(がん)などを診断する。また、火山活動の監視などにも...
サーモコンクリート【thermoconcrete】
発泡剤を用いて多量の気泡を混入し、断熱性を高め軽量化したコンクリート。断熱・防音用。気泡コンクリート。
サーモス【thermos】
魔法瓶。商標名。
サーモスタット【thermostat】
サーミスターの特性、バイメタルの湾曲や水銀の膨張などを利用して、自動的に温度が一定になるように調節する装置。
サーモスフィア【thermosphere】
熱圏(ねつけん)のこと。
サーモトロピー【thermotropy】
⇒熱互変
サーモバリック【thermobaric】
《ギリシャ語で「熱い」を意味するthermosと「重さ、圧力」を意味するbarosを合わせた造語》温度と圧力が比例して変化することなどを意味する語。例えば、海水の中を周囲より低温の水塊が沈降して...
サーモバリック‐ばくだん【サーモバリック爆弾】
爆発によって高温高圧状態を発生させ、広範囲に被害を与える爆弾。爆発物・燃料を標的付近の空気中に広く飛散させ、酸素と反応させて爆発を起こすもので、セ氏5000度近い火球と爆風による激しい気圧変化で...