さい【才】
[名] 1 《古くは「ざい」とも》 ㋐生まれつきもっている知能の働き。才能。才知。才気。「—におぼれる」「—に走る」 ㋑学問。学。才識。ざえ。 2 尺貫法の容積の単位。勺(しゃく)の10分の1...
さい‐ぶく【摧伏】
《「ざいふく」とも》打ちくじいて屈伏させること。「—の形を現じて、専ら勝軍の利を施し給ふ事は」〈太平記・二九〉
さいほう【財宝】
《「ざいほう」とも》狂言。和泉(いずみ)流では「才宝」。成人した三人の孫が、祖父の財宝の所に名を付けてもらいに行き、それぞれ面白い名をもらい、めでたく舞いはやす。
ざい【剤】
[接尾]助数詞。調合した薬を数えるのに用いる。「合薬十七—」〈延喜式・斎宮寮〉
ざい【剤〔劑〕】
[常用漢字] [音]ザイ(呉) 調合した薬。「下剤・散剤・錠剤・洗剤・調剤・乳剤・配剤・薬剤・強心剤」
ざい【在】
1 《「在郷(ざいごう)」の略》いなか。在所。多く、都市の周辺にいう。「埼玉の—に住む」 2 その場所にいること。また、地名の上に付けて、そこにいることを表す。「—、不在を確かめて訪問する」「—...
ざい【在】
[音]ザイ(呉) [訓]ある います ます まします [学習漢字]5年 1 そこにある。いる。「在学・在庫・在宅/介在・健在・現在・散在・自在・実在・所在・潜在・存在・滞在・不在」 2 住んでい...
ざ‐い【座位】
1 座席の位置。座席の順序。席次。 2 すわった姿。 3 染色体やゲノム上における、遺伝子以外のDNA配列が占める位置。遺伝子の場合は遺伝子座とよばれる。ローカス。
ざい【材】
1 材木。木材。「通し柱に太い—を使ってある」 2 原料。材料。「印の—に角(つの)を用いる」 3 才能。また、才能のある人。「国家有用の—」
ざい【材】
[音]ザイ(呉) サイ(漢) [学習漢字]4年 1 原料となる木。「材木/角材・製材」 2 原料となるもの。「材料/器材・教材・鋼材・資材・取材・素材・題材」 3 役に立つ素質・能力。「逸材・人...