ざら
[名] 1 「ざら紙」の略。 2 「ざらめ糖」の略。 3 ばら銭。「夜盗ども見ろと両手で—を寄せ」〈柳多留・五〉 [形動][文][ナリ] 1 いくらでもあって、珍しくないさま。「その程度の作...
ざら‐がみ【ざら紙】
1 良質でない西洋紙。新聞用紙などに用いる。ざら。 2 わら半紙のこと。
ざら‐ざら
[副](スル) 1 小粒で堅いものが触れ合ってたてる音を表す語。「袋が破れて豆が—(と)こぼれる」 2 触った感じが粗く滑らかでないさま。「—(と)した肌」「砂ぼこりで畳が—している」 3 さ...
ざ◦らし
[連語]《打消しの助動詞「ず」の連体形に推量の助動詞「らし」の付いた「ざるらし」の音変化「ざんらし」の撥音無表記。上代語》…ないらしい。「世の中はまこと二代(ふたよ)は行か—◦らし過ぎにし妹に逢...
ざら‐つ・く
[動カ五(四)]ざらざらして、なめらかでなくなる。「砂ぼこりで廊下が—・く」「舌が—・く」
ざら‐ば【ざら場】
(ふつう「ザラ場」「ザラバ」と書く)取引所で、寄り付きと引けの間の時間。その時間に行われる売買の方法。売り手と買い手の呼び値が合致するごとに売買が成立する。接続売買。ザラ場方式。個別競争売買。 ...
ざらば‐ほうしき【ざら場方式】
(ふつう「ザラ場方式」「ザラバ方式」と書く)取引所で、寄り付きと引けの間の時間(ザラ場)に行われる売買の方法。
ざら‐め【粗目】
1 「粗目糖」の略。 2 「粗目雪」の略。 3 かき氷に無色の砂糖シロップをかけたもの。みぞれ。
ざら‐め・く
[動カ五(四)]手触りが粗く感じられる。ざらつく。ざらざらする。「—・いた感触」
ざらめ‐とう【粗目糖】
一粒一粒が大きい砂糖。純度が高い。