ざん【斬】
綱淵謙錠の歴史小説。代々「首切り浅右衛門」と呼ばれた幕府試刀役、山田浅右衛門の幕末の苦悩を描く。昭和47年(1972)刊行。同年、第67回直木賞受賞。
ざん【斬】
[常用漢字] [音]ザン(慣) [訓]きる 1 切り殺す。「斬罪・斬殺」 2 切りはなす。「斬髪」 3 きわだつ。「斬新」
ざん【暫】
[常用漢字] [音]ザン(呉) [訓]しばらく しばし わずかの間。しばらく。「暫時・暫定」
ざん【残】
1 のこり。あまり。「差し引き三万円の—」 2 そこなうこと。きずつけること。「—に勝ち殺を棄てん事、何ぞ必ずしも百年を待たん」〈太平記・二〇〉
ざん【残〔殘〕】
[音]ザン(呉) [訓]のこる のこす [学習漢字]4年 1 あとにのこる。「残業・残雪・残存・残念・残余・残留」 2 そこなう。くずれる。「残害・残欠/衰残・敗残・廃残・老残」 3 むごい。「...
ざん【竄】
[音]ザン(慣) [訓]のがれる かくれる 1 もぐる。逃げ隠れる。「竄入」 2 遠隔地へ追放する。「流竄(りゅうざん・るざん)」 3 文章を書き改める。「改竄」
ざん【讒】
他人を陥れるために事実でない悪口を言うこと。讒言。「—にあう」
ざん【讒】
[音]ザン(呉) [訓]そしる 告げ口をする。そしる。「讒言・讒訴・讒謗(ざんぼう)」
ざん‐い【慙恚/慚恚】
[名](スル)恥じ、怒ること。
ざん‐う【残雨】
雨があがったあと、まだぱらぱらと降る雨。降り残りの雨。なごりの雨。