し‐かた【仕方】
1 物事をする方法。やり方。「掃除の—」 2 他に対する振る舞い。仕打ち。「親に対する—ではない」 3 (「仕形」とも書く)身ぶり。手まね。「手をあげて土をかけよと—をした」〈中勘助・鳥の物語〉
仕方(しかた)が無(な)・い
1 どうすることもできない。ほかによい方法がない。やむを得ない。「—・い。それでやるか」 2 よくない。困る。「彼は怠け者で—・いやつだ」 3 我慢ができない。たまらない。「彼女に会いたくて—・い」
しかた‐な・い【仕方無い】
[形][文]しかたな・し[ク]しかたがない。「考えても—・い」「—・くあきらめる」「うれしくて—・い」
しかた‐ばなし【仕方話/仕方噺】
身ぶり・手ぶりをまじえてする話。また、それを取り入れた落語。
しかた‐まい【仕方舞/仕形舞】
身ぶりや手まねで表現する舞。ものまねの所作をまじえた舞。「大晦日(おほつごもり)に無用の—」〈浮・胸算用・三〉