しげのい【重の井/滋野井】
浄瑠璃「丹波与作待夜(たんばよさくまつよ)の小室節(こむろぶし)」とその改作「恋女房染分手綱(こいにょうぼうそめわけたづな)」およびその系統の諸文芸に登場する人物。由留木(ゆるぎ)家の乳人(めの...
しげのいこわかれ【重の井子別れ】
浄瑠璃「恋女房染分手綱」10段目の通称。重の井とその子三吉が主家への義理から親子の名のりができずに別れる。
しげのぶ‐がわ【重信川】
愛媛県中央部を流れる川。高縄半島の東三方ヶ森(ひがしさんぽうがもり)(標高1233メートル)南麓に源を発し、ほぼ南西流して松山平野に出て西に流れを変え松山市南部で伊予灘に注ぐ。長さ36キロ。伏流...
しげひら【重衡】
握り飯に茶をかけて食べること。平重衡が奈良の東大寺などと戦って勝った故事を踏まえて、東大寺などで始めた奈良茶飯よりこのほうがまさるというしゃれ。
しげ‐ぶち【重縁】
1 「四五(しご)」に同じ。 2 縁飾りなどをたくさんつけた容器。
しげ‐ぼね【繁骨】
1 格子の、桟の目が細かいもの。また、その格子。 2 提灯(ちょうちん)の、骨の数が多いもの。
しげ‐み【茂み/繁み】
草木の生い茂っている所。「葦(あし)の—」《季 夏》
しげ‐めゆい【滋目結い/繁目結い】
一面に絞り染めを施した総模様。
しげ‐もん【繁文】
一定の文様を狭い間隔で密に繰り返したもの。また、その織物や染め物。⇔遠文(とおもん)。
しげ‐やま【繁山】
草木の生い茂った山。「—の谷辺(たにへ)に生ふる山吹を」〈万・四二〇九〉