した‐おぎ【下荻】
オギの下葉。また、他の草木の陰に生えているオギ。「—のなかばは霜に結ぼほれつつ」〈源・夕顔〉
した‐おし【下押し】
[名](スル) 1 下方に押すこと。 2 取引市場で、相場が下落すること。また、収益や所得、需要、成長率などが下がること。「急速な円高は、景気を—しかねない懸念材料だ」「厳しい受注競争が業績—要...
した‐おび【下帯】
1 ふんどし。または、腰巻き。 2 肌着の上に結ぶ帯。下ひも。 3 梵鐘の部分の名。鐘身の下部で草の間と駒の爪の間にある横帯をいう。かたい。
したおび‐の‐いわい【下帯の祝(い)】
昔、男子が成人して、初めて下帯1をつけるときの祝い。褌(へこ)祝い。
した‐おもい【下思ひ】
《「した」は心の意》心の中に隠した思い。秘めた恋心など。したもい。「湊葦(みなとあし)に交じれる草のしり草の人皆知りぬわが—は」〈万・二四六八〉
した‐おれ【下折れ】
草木の茎や枝などが折れて下に垂れること。また、垂れた茎や枝。「いとかしけたる—の」〈源・藤袴〉