し‐だい【進退】
《「しんだい」の撥音の無表記》自由にすること。思いどおりにすること。「もとより、—ならぬ人の御ことなれば」〈源・真木柱〉
しだい‐おくり【次第送り】
次々に譲り渡していくこと。順送り。
し‐だいかい【四大海】
須弥山(しゅみせん)の四方にあるという大海。
しだい‐がき【次第書(き)】
事物の由来、行事の順序などを書いた文書。「儀式の—」
しだい‐がら【次第柄】
事の成り行き。仕儀。「斯う斯う云う—だから」〈福沢・福翁自伝〉
しだい‐きしょ【四大奇書】
中国の代表的な四つの長編小説「水滸伝」「三国志演義」「西遊記」「金瓶梅」の称。
四大(しだい)空(くう)に帰(き)す
肉体が滅びる。死ぬ。
し‐だいし【四大師】
四人の大師。伝教(でんぎょう)大師(最澄)・弘法(こうぼう)大師(空海)・慈覚(じかく)大師(円仁)・智証(ちしょう)大師(円珍)。
天台宗の四人の大師。伝教大師・慈覚大師・智証大師・慈慧(...
しだい‐し【次第司】
平安時代、祭りや行幸などの次第を差配し、道の往来や行列のことなどをつかさどった役。
しだい‐しだいに【次第次第に】
[副]少しずつ順々に。だんだんに。「—風雨が強まる」