どん【曇】
[常用漢字] [音]ドン(呉) タン(漢) [訓]くもる 空がくもる。「曇天/晴曇」 [難読]悉曇(しったん)
せつ‐いん【切韻】
漢字の発音を知る方法の一。漢字2字を用いて1字の音をつづり出すこと。反切。悉曇学(しったんがく)でいう反音にあたる。 [補説]書名別項。→切韻
ぜつない‐おん【舌内音】
悉曇(しったん)学で、三内音の一。舌(した)で調音される音。[t][d][n]の類。→喉内音 →唇内音
たな‐がえ【店替へ】
借家を替えること。転居。「孟子のおふくろさまは、三たび—をさしったとある」〈滑・浮世風呂・四〉
そ‐やつ【其奴】
[代]三人称の人代名詞。相手に近い人、また話題の人をののしったりするのに用いる。そいつ。「—のしわざだ」
だんどく‐せん【檀特山】
《(梵)Daṇḍakaの音写》北インドのガンダーラ地方にあり、釈迦(しゃか)の前身、須大拏(しゅたぬ)太子が菩薩(ぼさつ)の修行をしたという山。悉達(しった)太子が苦行した山とする俗説もある。弾...
てい‐たらく【体たらく/為体】
《「たらく」は、断定の助動詞「たり」のク語法》ありさま。ようす。ざま。現在では、ののしったり自嘲をこめたりして、好ましくない状態にいう。「初日から遅刻とはなんという—だ」「覚明が—褐(かち)の直...
づれ【連れ】
[接尾]《動詞「つ(連)れる」の連用形から》人を表す名詞に付く。 1 その人を連れていること、または、それらの人々が連れ立っていることの意を表す。「子供—」「親子—」「二人—」 2 …ども、…連...
ちく‐しょう【畜生】
《(梵)tiryañcの訳。人に飼われる生き物の意。傍生・横生とも訳す》 1 鳥・獣・虫魚の総称。人間以外の動物。 2 「畜生道」の略。 3 人を憎んだり、ののしったりしていう語。感動詞的に、怒...
あ‐やつ【彼奴】
[代]三人称の人代名詞。ののしったり、あなどったりするときのやや古めかしい言い方。あいつ。きゃつ。「—にできる訳がない」