しどろ‐あし【しどろ足】
よろよろとした足つき。ちどり足。「はっと気も消え立ちとまり進みかねたる—」〈浄・国性爺〉
しどろ‐がい【しどろ貝】
スイショウガイ科の巻き貝。貝殻は紡錘形で、殻高約6センチ。殻口外唇が袖のように張り出す。縁がぎざぎざした蓋(ふた)を海底にひっかけてジグザグに歩く。本州中部以南に分布。
しどろ‐もどろ
[形動][文][ナリ]《「しどろ」を強めていう語》言葉の使い方や話の内容などが、とりとめなく、ひどく乱れたさま。「—に言いわけをする」「—な答え」
シドン【Sidon】
古代フェニキアの都市国家。前13世紀ごろから地中海の海上権を握り、商工業が栄えたが、前1100年ごろのアッシリアによる破壊以後衰えた。現在のレバノンのサイダにあたる。