しみ‐こ・む【染(み)込む/沁み込む】
[動マ五(四)] 1 液体や気体、色などが物の中まで徐々に深くしみる。「味が—・むまで煮る」「においが—・む」 2 心の奥底まで深く入り込み、消し去ることができなくなる。「不信感が—・んでいる」...
しみ‐こんにゃく【凍み蒟蒻】
⇒凍り蒟蒻
しみ‐さ・ぶ【茂みさぶ】
[動バ上二]こんもりと茂る。草木が繁茂する。「大和の青香具山は日の経(たて)の大き御門に春山と—・び立てり」〈万・五二〉
しみ‐したたる・し【しみ舌たるし】
[形ク]《「しみ」は強意の接頭語》性格や態度がねちねちしていて感じがよくない。しつこくていやらしい。「その行方(いきかた)に猶なづむと—・う取り廻せば」〈浄・宵庚申〉
しみ‐しゅう【四味臭】
麝香(じゃこう)の異称。
しみ‐しんじつ【しみ真実】
[副]《「しみ」は強意の接頭語》本当に。まったく。心底。「—いやだ」〈滑・浮世風呂・二〉
しみ‐じみ【染み染み/沁み沁み】
[副] 1 心の底から深く感じるさま。「世代の違いを—(と)感じる」「親の有難さが—(と)わかる」 2 心を開いて対象と向き合うさま。「友と—(と)語り合う」 3 じっと見るさま。「—(と)自分...
し‐みず【清水】
地面や岩の間などからわき出る、きれいに澄んだ水。《季 夏》「二人してむすべば濁る—哉/蕪村」 [補説]地名・姓氏・作品名別項。→清水(静岡市の区) →清水(姓氏) →清水(狂言)
しみず【清水】
静岡市の区名。旧清水市・旧蒲原町・旧由比町域を占める。茶の輸出港として発展。三保の松原、日本平などの景勝地がある。
しみず【清水】
姓氏の一。 徳川御三卿の一。9代将軍徳川家重の子重好が、江戸城清水門内に屋敷を与えられたのに始まる。 [補説]「清水」姓の人物清水邦夫(しみずくにお)清水崑(しみずこん)清水多嘉示(しみずた...