しゅう‐しょう【愁傷】
[名](スル) 1 嘆き悲しむこと。また、その悲しみ。「生き残った妻子の—は」〈二葉亭・浮雲〉 2 相手を気の毒に思うこと。→御愁傷様(ごしゅうしょうさま)「誠にお—でのう」〈円朝・真景累ヶ淵〉
しゅう‐たん【愁嘆/愁歎】
[名](スル) 1 なげき悲しむこと。悲嘆。「わが身の悲運を—する」 2 「愁嘆場」の略。
しゅう‐しょ【愁緒】
嘆き悲しむ心。悲しみの心。「心中の—を述べて」〈太平記・一〇〉
しゅう‐ちょう【愁腸】
うれえ悲しむ心。愁心。
しゅうたん‐ば【愁嘆場】
芝居で、登場人物が嘆き悲しむ所作のある場面。転じて、実生活上の悲劇的な局面にもいう。愁嘆。「—を演じる」
じゅう‐ぶん【十分/充分】
[名](スル)(十分)10に等分すること。「—の一」「利益を—して配る」
[形動]満ち足りて不足のないさま。充実して完全であるさま。「—な休養」「—に整う」
[副] 1 思い残すところのな...
しゅう‐さつ【愁殺】
[名](スル)非常に嘆き悲しむこと。また、非常に嘆き悲しませること。しゅうさい。「水遠く山長く人を—す」〈露伴・露団々〉
しゅう‐りょ【醜虜】
1 敵国人・外国人を卑しめていう語。「—の胆を寒からしむだの」〈漱石・趣味の遺伝〉 2 捕虜を卑しめていう語。
しゅ‐えん【酒宴】
人々が集まり酒を酌み交わして楽しむ会。酒盛り。宴会。「送別の—を張る」
しゅう‐りゅう【周流】
[名](スル) 1 水などがめぐり流れること。「覆樋(とい)を通じてニール河の水を引き、此室を—せしむ」〈青木輔清訳・万国奇談〉 2 めぐり歩くこと。周遊。「—横行の人民も其居を定め」〈福沢・文...